1968年に沖縄県那覇市の山下町第一洞穴で人骨が発見された「山下町洞人」は国内最古のホモ・サピエンス(新人)であることが沖縄県立博物館などの共同研究で確認された。琉球新報より引用
県教育委員会文化施設建設室の藤田祐樹専門員が14日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれている太平洋学術会議の人類学セッションで研究成果を発表した。
藤田専門員をはじめ、東京大学と国立科学博物館の研究者3人が昨年秋から共同で研究を実施。 藤田専門員は山下町洞人とホモ・サピエンスである縄文人の骨の形状や厚みなどを比較し、従来の研究で立てられていた仮説を裏付けたことを説明した。
山下町洞人の骨は3万7千年前のものと推定され、旧人の次の段階である新人がその年代に沖縄に到来していたことになる。
藤田専門員は「沖縄の石灰土壌はアルカリ性で古い人骨が残る。まだまだ貴重な人骨が眠っている可能性がある」と指摘した。